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インプラント治療における適応年齢

インプラント治療に年齢制限はあるのでしょうか?

インプラント治療を選択する年齢層はどうなっているのでしょうか?

厚生労働省が発表した,令和4年歯科疾患実態調査結果の概要によると,24歳以下ではインプラント装着者はおらず,50歳以上で増えているのがわかります.

25〜34歳でインプラント装着者が多いのはなぜでしょう.推測になりますが,歯の欠損を補う治療はインプラントの他にはブリッジ,入れ歯になります.若くして歯を失うケースは事故や怪我が多く,失った歯以外は健康な状態なのでそれを削ってブリッジにしたり,若くして入れ歯を入れるのに抵抗があるのではないか.それゆえ,健康な歯はそのまま残すことができるインプラント治療を選択しているのではないかと考えます.

骨の成長が完了していることが条件となります.女性では16歳,男性では18歳で顎骨の成長が完了すると言われていますが,個人差があります.成長途中で骨に穴を開けインプラントを埋入する手術を受けると,顎骨の成長が止まったり阻害されるリスクがあると言われています.

明確なガイドラインはありませんが,顎骨の成長が完了するのを待ち,20歳までは慎重に判断する必要があります.

ブリッジによる治療が増えていることから,少しづつ歯を失うようになる年代のようです.

1〜2本の欠損であれば,ブリッジでも審美的に回復できます.ただしブリッジの場合は欠損部位の両サイドの歯を土台として削らなければならないです.インプラントであれば,健康な歯はそのまま生かすことができます.

1本の欠損であれば,インプラント1本の費用とセラミックブリッジ3歯分の費用を比較すると,ほぼ同額か少しインプラントの方が高いくらいが相場でないかと思います.保険ブリッジの適応であればかなり安価に治療できます.

インプラントの寿命は10〜15年ですが,ブリッジは7〜8年と言われています.

ブリッジと入れ歯の割合が急増しています.それに伴い,インプラントの割合も上がっています.多くの歯を失うとブリッジは適応外となり,入れ歯にせざるを得ない状況となってしまいます.

入れ歯はご飯を食べるために大きな異物をお口中に入れなければならず,食べ物が残りやすくなり安定しにくい場合があります.インプラントは失った歯を違和感なく取り戻し,美味しくご飯が食べられ,衛生的で審美的な回復が可能です.

欠損歯数が増えるとインプラント治療はより高額となってしまいますが,それに比べると入れ歯はかなり安価に治療できます.

インプラントの寿命は10〜15年ですが,入れ歯は3〜5年と言われています.

インプラント治療に年齢の上限はありませんが,既往や持病は考慮しなければなりません.そして,お年を重ねることによる体力の低下で手術を無理なく受けられるかどうかも大切です.そのため,多くのインプラントを埋め込むことが難しくなってしまいます.

少ないインプラントで全ての歯を補う治療,ローケーターインプラントデンチャーがおすすめです.

2〜4本の短いインプラントを使いますので,手術の負担が少なくて済みます.

全ての歯をインプラントとセラミックで補う方法(オールオン4など)と比較すると,費用は1/2〜1/3程度となります.興味がありましたら,「インプラントで全ての歯を補う4つの方法と料金の比較」で詳しく載せています.

ご飯を食べても入れ歯が動かないので,安心して美味しく食事ができます.

ロケーターインプラントデンチャーの理想的なインプラント本数は4本ですが,2本でも十分安定させることができます.インプラントで固定されるため,入れ歯の寿命も長くなり5〜10年使い続けている患者様もいます.

まとめ

インプラント治療に厳密な年齢制限はありませんが,

20歳までは顎骨の成長を妨げる可能性が高いので,慎重な判断が必要となります.

ご高齢の方は審査・診断をより慎重に行い,既往・持病を把握し十分な対策と治療計画の熟考が必要です.

盛岡でインプラント治療をお考えの方へ参考になればと思い,基本情報を「インプラントとは」で簡単に解説しています.

盛岡市桜台ニュータウン手前 さくらだい外川歯科医院